CATIP創設の経緯

人生100年時代を迎え、60歳や65歳で定年を迎えた後も、これまで培った専門知識や技術を活かし続けたいと考える方々が増えています。そんな中、私たちはある一人の大学教授との出会いを通じて、新たな可能性に気づかされました。

A先生

ある日、退官を間近に控えた一人の大学教授、A先生の元へご挨拶に伺った時のこと。A先生は、長年にわたり研究の第一線で活躍され、数々の貢献をしてこられた方です。お話を伺う中で、先生はこうおっしゃいました。

「もうすぐ定年を迎えるんだけど、定年後は、家族との時間も大切にしたいんだけど、また研究者として純粋にプログラムを書いたり、好きなことをやっていたいなぁ。」

新たな可能性

その言葉に、私たちは深く共感しました。A先生のように、退官後も自分のスキルを活かしながら、自分らしく働きたいと考える方々が多くいるはずです。そして、そのような方々と社会のニーズを結びつける場が必要だと強く感じました。

特にこれからの高齢化社会において、シニア世代のライフプランを長期的に見据えることは必須です。多くの優秀な方々が退官され、その知識と経験が適切に活かされない現状を目の当たりにして、私たちはこの問題に対処することの緊急性を感じました。

CATIPの設立

こうした背景から、私たちはCATIPを設立しました。CATIPは、退職後も自分のペースで働きたいと願う方々に、専門的なプロジェクトで活躍できる場を提供し、再びその能力を発揮できるよう支援していきます。私たちは、先生方と社会をつなぐ橋渡し役として、シニア世代が新たなキャリアを築くお手伝いをしていきたいと考えています。

退職後だからこそ、役職にとらわれず純粋な仕事を楽しむ

役職や肩書きに縛られることなく、自分の得意分野で、好きな作業に没頭できるのは、退職後のキャリアだからこそ得られる自由です。管理業務やマネジメントから解放され、真に自分の技術や知識を活かすことができる場を、CATIPはご提供します。退職後の新たなステージで、やりがいのある仕事に再び挑戦してみませんか。

高齢化社会で増える高齢者の力を見過ごせない

私たちは今、高齢化社会を迎えています。しかし、これを単なる課題として捉えるのではなく、社会全体の可能性を広げるチャンスと捉えています。豊富な経験とスキルを持つ高齢者の力は、私たちにとって欠かせない資源です。CATIPは、高齢者の力を見過ごさず、社会においてその力が最大限に発揮される場を提供します。

子育て中や介護中、副業としても、あなたの『働きたい』を応援します

子育てや介護をしながら、空いた時間に少しでも働きたい方。１つの会社に限定しない働き方にも、CATIPは柔軟な働き方を提案します。私たちは、それぞれのライフステージ、ライフデザインに合わせた働き方を実現し、誰もが持つ「働きたい」という思いを大切にします。

あなたの力が必要です

私たちの社会は、豊富な経験とスキルを持つ方々の力を必要としています。あなたの知識や経験が、社会にとってどれほど貴重であるか、私たちCATIPは深く理解しています。様々なライフステージ、様々な状況にある方が、自分らしく社会に貢献できるよう、CATIPは全力でサポートします。